アンバランス日記

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願いが叶った瞬間

みなさんこんにちは。ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowを観てきました。


やべえ、この映画超良い…最高や…

しかも俺の願いが叶ったシーンと曲ある…‼︎


今回は私の願いが叶った曲について少し書きました。


※この先は劇場版のネタバレが含まれていますので、まだ観ていない方は注意してくださいね!

 


願い願いって何のこと?と思った方は沢山いると思うのでお伝えします。その願いはSaintSnowが決勝戦で披露するはずだった曲が聴きたい!ということです。オタクの昔話や欲望、妄想をこれから垂れ流します。

 

  1. 「#8 HAKODATE」
  2. 「HAKODATE UNIT CARNIVAL」
  3. 「3rdライブツアー福岡公演」
  4. 「劇場版」

 

1.「#8 HAKODATE」

2017年11月、この話が放送される直前、AqoursとSaintSnowは決勝で競い合う未来が来ると私は思っていました。Aqoursは地区予選の壁を超えており、決勝進出は確定です。SaintSnowは前回の大会で決勝戦に進んでいる実績もあり、本来の力を出せればこの冬の大会も東京に行けるはずだったことは間違いなかったでしょう。

 

しかし、アニメに映ったのは曲のイントロ部分と失敗直後の2人の姿だけ。最後の大会に向けてこの日のために書いた歌の部分は一切出てきませんでした。聖良さんはアニメの中でこそ平静なように見えたが悔しいはずです。理亞ちゃんに至ってはベッドにしがみつきながらずっと泣いていますし、その後地区予選のことを思い出す度に悔しそうな表情を見せていました。

この話の放送後、私の中である欲が湧いたのを覚えています。

「もしあの時SaintSnowが失敗しなかった時のifの物語があれば観てみたい。」

 


2.「HAKODATE UNIT CARNIVAL」

アニメでSaintSnowの夢が散って約5ヶ月後の2018年4月、ラブライブ !サンシャイン‼︎に登場する4つのグループ(ユニット)が集まってライブを開催するイベントが2日目に渡り開催されました。場所は函館アリーナ。アニメでの北海道地区予選の場所と同じです。そして2日間ともに最初に披露されたのは、あの時失敗した「DROPOUT⁉︎」でした。

 

DROPOUT⁉︎は成功、イベントを盛り上げるためのトップバッターとしては最高のステージとなりました。この時点で私はSaintSnowの無念は晴らされ、リベンジしたものと思っていました。私自身この曲が好きだということもありますが、とても嬉しかったことを覚えています。


今考えると函館アリーナという、アニメと同じ舞台でDROPOUT⁉︎を成功させるということに意味があったように感じています。

 

 

3.「3rdライブツアー福岡公演」

2018年の6月~7月に行われた3rdライブツアーはアニメ2期の流れに沿ったセットリストになりました。埼玉と大阪での公演では、鹿角姉妹である田野アサミさんと佐藤日向さんの出番はAwaken the powerとその直後のMCで、曲の披露はありませんでした。

 

DROPOUT⁉︎は劇中では失敗した曲ですし、Awaken the powerの後で披露するにしても時系列がおかしくなります。そして何よりこの2曲の成功はあり得ない(DROPOUT⁉︎の失敗がなければAwaken the powerは生まれなかったため。)もの。CRASH MINDもあのセトリに入れられるかと聞かれると難しいと思います。私自身もSaintSnowの曲がこのツアーで聴けることはないと考えていました。


しかし福岡1日目である7月7日、起こり得ないはずの奇跡にめぐり逢いました。前回公演と同じようにAwaken the powerの披露を終えてSaintSnowの2人がMCを進めますが、今までにない言葉が田野アサミさんの口から聞こえてきました。


田野さん「今日は7月7日七夕です。理亞の願いを叶えさせてください。」(意訳)


もう、信じられないくらい嬉しかった。願望としては持っていてもあり得ないと思っていたことが現実に起こった。少し涙ぐみながら歌う2人を見て、この人たちも嬉しかったんだと強く感じました。パフォーマンスもかっこいい。


アニメに強く結びつくものとなった3rdライブでの成功は、アニメ内での失敗の帳消しのような役割を持ったものだ思っています。この時期から具体的に「もしSaintSnowが決勝まで進んだら、どんな曲ができたんだろう?」と思うようになってきました。


ここでちょっと妄想します。

SaintSnowのモチーフは雪の結晶。アニメでも幼少期の2人が雪の降る天を見上げる回想シーンがありましたね。もしかしたらSaintSnowの2人は天に特別な感情を持っていたからこそあのモチーフを選び、そして七夕に天からのプレゼントによって願い(DROPOUT⁉︎の成功)を叶えられたのかもしれないな、なんてストーリーも浮かびました。はい、妄想終わり。

 

 

4.「劇場版」

今年1月4日に初公開された劇場版(ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow)、終盤近くにそのシーンが訪れました。

松月で「理亞ちゃんの願いを叶えてあげよう」とAqoursメンバーが決意した後の、理亞ちゃんが旧函館区公会堂前で聖良さんと会ってからのシーンです。聖良さんが持っている衣装が見え、スクリーンから月ちゃんの「ラブライブ !決勝延長戦」の声が聞こえてきたときに涙が止まらなくなりました。

 

本当にあれは無理(※いい意味での無理)でした。理亞ちゃんの願い(私の願いでもある)が叶うとわかった瞬間がこの劇場版でくるなんて…

 

2期でのDROPOUT⁉︎の歌詞からは迷ったりもがいているようなやや暗めのイメージを持っていたのですが、劇場版でのBelieve againは光というワードや色々な事を受け入れて進んでいくという意思が感じられる前向きな歌でSaintSnowの進歩が感じられました。しかしまだ2回しか聴けてないので歌詞読み取りの余地がありそうですし、パフォーマンスもまだまだじっくり観たいです。


函館、そして福岡のステージを経たからこそ、この劇場版で決勝戦の延長戦としてBelieve againを観ることができたのかな、と思います。

 

(1/7 追記)

3rd福岡でのDROPOUT⁉︎が天からの贈り物だったとすると、劇場版でのBelieve againは大切な仲間(ライバルでもある)から貰えたチャンスだというように、対比して捉えることもできます。ラブライブ !決勝延長戦でのBelieve againは完全に人間の意思と手によって完成させられたものでした。

また、松月でこれを提案したのはルビィちゃんでしたが、劇場版だけを見てもすごく成長していたことがとても印象的です。イタリアでライブ場所を決めようとするシーンでは花丸ちゃんや善子ちゃんに背中を押されていました。

※更に脱線するとこのシーン、ルビィちゃんの表情は花丸ちゃん善子ちゃんの位置ではかなり見え辛いはずなのですが、2人ははっきりとルビィちゃんの心を感じ取っていたのが素晴らしかったですね。

しかし松月の場面ではルビィちゃん自身からはっきりと意見を伝えていました。本当かっこよかった。


最後にSaintSnowの2人にちょっとしたメッセージを送って終わります。


鹿角聖良さん 鹿角理亞さん

ラブライブ !決勝延長戦のBelieve again、観届けました。おめでとうございます。思い出したくない出来事かもしれませんが、DROPOUT⁉︎の披露を最後までできなかったあの日がありましたね。私は決勝戦でSaintSnowのステージを観たいという願いがあったのですが、それを諦めきれませんでした。私自身ではどうしようもできないことなのに変な話ですよね。それでも再びDROPOUT⁉︎を成功させてくれたこと、決勝延長戦でBelieve againを披露してくれたことがとても嬉しいです。SaintSnow2人の願い、そして私の願いが叶った瞬間でした。改めておめでとうございます。そしてありがとうございます。