アンバランス日記

趣味について何か書くブログ

0と1と海岸通り

久しぶりの更新です。本当はもっと早く書こうと思ってましたがズルズルと今日まで先延ばししてしまいました。悪い癖です。反省。

昨年の8月、私はある宣言をブログに書きました。キックボクシングやってみるよ、という内容です。

で、3月24日にアマチュア選手として初めての試合がありました。運も味方(対戦予定相手が欠場→別の試合を終えた選手が私と対戦)し結果は勝ちました。やったね。ようやく0から1へなれたような気がします。

たぶん1年程前の私には考えられないことでしょうね。素晴らしい巡り合わせだったなと思います。


まだ私が子供の頃、テレビで観ていた格闘家の中でひときわ輝いていた方。(ミルコ・クロコップさん)

また別のスポーツで自分と同じような身体で前向きな考えを持ち続け活躍した方。(ジム・アボットさん)

アニメの中で一度は道を諦めながらも再び仲間とその道を進み続けることを決めた人。(西住みほさん)

また別のアニメの中で悩みながらも決して諦めずに挑み続け、大技を成功させた人。(高海千歌さん)

それを再現するために想像のつかないような恐怖と闘いながらライブで披露してくれた方。(伊波杏樹さん)

勇気を出して願いや夢を言葉に出し、その覚悟を見せてくれた方。(高槻かなこさん)

宣言をした時から私自身にエールや励ましの言葉をかけてくれた方々。

ジムで指導してくれたコーチや練習生達。

もしこの中の人々が1人でも欠けていたら今の自分ではいられなかったでしょうね。色々な人たちの存在があったからこそこの場にこうしてブログも書くことができていると思います。

この記事を読んでくださっているみなさん、いつもありがとうございます。これからも仲良くしてくれると嬉しいです。



[ここから余談]
試合の10日ほど前、練習中に右の肋骨が1本折れてしまいました。折れたと言っても完全に千切れたわけではなく亀裂が入ってたみたいですが。

骨折の原因はガードの甘さです。私は疲れてくるとだんだん肘が外に開くことで脇が甘くなってしまい、そこに隙ができて相手の攻撃が当たってしまいます。そしてその繰り返しで折れてしまったのだと思います。

この悪い癖をなんとかしようとして、コーチに指導してもらいました。もっと肩の力を抜いて、フォームが崩れないように、といった感じの指導をもらいました。

しかしなかなか癖とは治らないものですね。頭ではわかっていても気を抜くと元どおりになってしまいます。うーん、どうしたものか。何かを上手くイメージできればいいのかな、なんてことを思ったり。

まずは指導された形と動きをすぐにやってみて、どうすればいいか考えてみました。

課題
①パンチを引くときに肘を脇腹に付くような位置まで持っていく
②素早く肘の曲げ伸ばしをする
③力を抜く

そして次にどんな動きに似ているかを考えました。結論がこれです。

「海岸通りで待ってるよ」

…たぶん意味がわからないと思います。
でも海岸通りで待ってるよ、なんです。わかって。でもなかなかわかってもらえないと思うので解説します。

ラブライブ!サンシャイン‼︎に詳しい方は、ライブでのこの曲のサビの振り付けを思い出してみてください。そうでない方はラブライブ!サンシャイン‼︎の2ndライブツアーの視聴映像を観ましょう。youtubeに動画があります。タダです。リンク貼っておきますね。

(海岸通りで待ってるよ:19:00〜)
https://m.youtube.com/watch?v=OA_3A_BhloU

ちょうど動画ではサビの部分が映っています。可愛らしい女性3人が右手で敬礼を、左手は顔の高さあたりに掲げて動かしてますね。ここの左手の動きに注目してください。斜めではなく垂直方向にスッ、スッと腕を動かしています。しかも無駄な力が入っている様子は全くありません。

…これです!この動きが先ほどの課題3つのうち②と③を完璧にカバーしていたのです!凄いぞCYaRon!、凄いぞ海岸通りで待ってるよ!こうして私は隙のないフォームに一歩近づきました。しかし試合でそのフォームや動きができた、というわけではありません。これからも頑張って挑戦だよね。

この一件で学んだのは、悩みや課題の意外なヒントが意外なところに落ちていることもある、ということでした。

みなさんも悩みごとがあると早く答えを出そうとして焦ったりパニックになったりすることがあると思います。しかし、少し落ち着いて周りを見渡すと一見関係なさそうな場所に解決策があるかもしれません。

このエピソードをこんな事もあるんだな、という程度に感じてもらい、みなさんが問題に直面したときに視野を広げるきっかけになってくれればいいな、なんて思います。

余談の方が長くなってしまいましたね…今回はここまでです。またどこかでお会いしましょう!