アンバランス日記

趣味について何か書くブログ

GW楽しかったね!

平成から令和という時代に変わりました。その節目にあった今年のGW色々あって楽しかったなー、ということでここに思い出を書き残そうと思います。


(1日目)
明治座銀河鉄道999の舞台を観劇しに行きました。本当に素晴らしい舞台で、この日の舞台で特に鳥肌が立った場面が2つありました。

1つ目はメーテル役の伊波杏樹さんが最初に登場した場面です。ステージ上の伊波さんを見て私は「あっ伊波さん来たな。」と感じました。しかしその直後の台詞を聞いて「メーテルだ…メーテルがいる…!」とびっくりしてゾクゾクしました。この舞台を観る直前にアニメ劇場版の銀河鉄道999を鑑賞していたのですが、話し方の雰囲気や佇まいなどメーテルそのものを感じられたんですよね。舞台女優の凄さをまざまざと見せつけられました。

そしてもう1つのは地球に残った鉄郎の仲間たちが望遠鏡を覗こうとしている場面でした。
「この望遠鏡はタイムマシンなんだよ!」
「この望遠鏡でアンドロメダを見ると230万年前の星が見えるんだ!」
こんな感じの台詞だったのですが、これは本当にロマンの塊で松本零士さんを感じることができました。
私は今までにいくつか松本零士さんの作品を読んだことがあるのですが、共通して感じることがありました。それは登場人物が実用性や利益などのハード面よりも、誇りや心や魂といった人間のソフト的な部分を大切にしているということです。キャラクター達は自分たちの心を大切にし、時には命を賭けてまで夢を追いかけたり敵に立ち向かったりすることも珍しくありません(戦場まんがシリーズでは特にその傾向が強い気がします)。なのでこの舞台のこの台詞で松本零士さんの作品であることを強く感じることができ嬉しくなりました。

(2日目)
特に予定はなかったのですが、前日夜の思い付きで美術館に行くことにしました。まず渋谷にあるBUNKAMURAという場所でバレル・コレクション展を、次に損保ジャパン日本興亜美術館でドービニー展を鑑賞しました。
前の日の舞台でも感じたことなんですが、絵画を通じて昔の景色を見ているような感覚が好きなんです。絵画はタイムマシンなんです。描いた人がそんなことを考えていたかどうかはわかりませんが、その人たちがいたおかげで自分と当時の風景が繋がれたような気がします。
また、ドービニー展では同じ景色を同じアングルで何度も描いていることに気が付き、そこから画家の好みの景色も感じられて良かったです。

(3日目)
学生時代からの友人に誘われて早見沙織さんのコンサートに行きました。コンサートホールでのイベントは初めてだったのですが良かったの一言に尽きます。ライブとはまた違う、早見さんの歌声やバンドメンバー(ベース担当はなんと黒須克彦さんでした!)の演奏などをじっくり聴くことができたのが良かったですね。
そして歌が上手いし、ほぼ1人で歌いっぱなしにもかかわらず終盤も全く声量が落ちずむしろパフォーマンスが上がっているように感じるのが凄かったですね。コンサート後も久々に友人と酒を飲めました。楽しい。

(4日目)
平成最終日です。何をしようか迷ってましたが沼津に行くことにしました。小雨だったのですが、初めて沼津をじっくり廻った2年半前と同じ天気だったのでむしろ少しワクワクしていました。(雨でも)大丈夫にゃ!!
午前中は長浜城跡に行きました。ここから見える景色が大好きで内浦に来るたびに訪れています。

午後からは発端丈山見晴らし台に行きました。

この見晴らし台から見える景色を見たかっただけなのですが、「せっかくなら山頂まで行ってみよう」と余計なことを考えて実行してしまいました。土の道は滑り易くなっており、登り道で何度か滑りそうになりながら山頂に到着したまではまだよかったのです。ここまでは…

山頂近くに朽木があったので突っついたらスズメバチが出てきました。おそらく女王蜂なので毒はないはずですが…ハチを拾った私はスズメバチフォトセッションなどと勝手に称して写真をパチパチ撮っていました。

そしていよいよ下山。問題の下山。しかし想像以上に滑ります。尻餅を3回くらいついてズボンが汚れました。そしてやっと下山終了…と思いきや途中の休憩で傘を置いてきたことに気づき再び登山からの再下山…雨の日に軽率に山に行くことはもう2度とやらないと誓いました。

夕方家に帰る前、知り合いが沼津にいることを知ったので声をかけて平成最後の晩餐を一緒に取ることにしました。オタク4人での焼肉は楽しい。愉快な人達が集まっていたのでお肉も美味しく腹いっぱい食べることができました。はじまりとおわりの線などひけないよ。

家に帰り平成から令和に変わる瞬間はティラミスを食べながらAqoursユメ語るよりユメ歌おうを聴いてました。これまでのつながりが令和になっても続くといいね。

(5日目)
せっかくの長い連休なので普段の休みでは行きにくい遠い場所に旅行したい、ということで岩手に行きました。新幹線、速い!10時前には一関に到着し渓谷をぶらぶら、昼過ぎからは平泉をぶらぶらしました。なんか20代っぽくない気がする。でも1000年くらい前からこの土地で高い文化を持った人々が暮らしていたことを感じられました。金色堂も見ることができ、建物としては小さいながらも存在は抜群でした。

(6日目)
朝から全開で青森に向かいました。そして十和田湖に着いた時に最初に思ったことは「海だ!」。悪天候で視界が悪かったこともあるのですが、とにかく大きかったです。風も強くて波も立ってたので本当に海って感じでした。昼ごはんを食べていたら雨が止んだので活動を再開しました。
神社に行ったり

(10分だけ)秋田県に行ったり

波を感じたり

犬に手を振ったり

短い時間でしたが満期できましたね。観光船が動いていなかったのだけが心残りですが…

あとホテルに行く途中で偶然にも(?)知り合いがいることがわかったので冷やかしに行きました。サプライズ成功…?

(7日目)
ウミネコの大群を見たり海岸通りを歩いたり。

午後は恐山に行きました。不思議な場所ですね。まるで異世界との境界地帯のような、そんな感じがしました。

焼肉

(8日目)
帰りも新幹線。なんかよく分からないけどここ空いてるしグランクラスってのに乗ってみよう、という軽い感じで予約をしたのですがサービスが凄かった!軽食も出るし飲み物(アルコール含む)はおかわり自由でした。私には似つかわしくないセレブ感が半端なかったです。

そして自宅に帰りました。まだ帰りたくなかったけど。

(9日目)
この日はメットライフドームに野球観戦をしに来ました。西武対楽天、猛獣対猛禽、青対赤、チームのカラーも対照的な気がします。
なぜ見に来たかと言うとこんな感じです。
・西武打線を見たい
・座席を見たい

試合については6回の山川選手のホームランがめっちゃ凄かった。バチィン!と音がして球がビューンと飛んでいってスタンドイン。
ホームラン見るたびに思うんですが、打席からスタンドまでボールを飛ばすにはだいたい100メートル以上、絶対難しいはずなのに簡単に打っているように見えるのが凄いですね。スポーツ観戦する時は同じ人間がやっていることが信じられないようなプロの力を見ることができるのがいいな、って思います。

試合後は座席もちょっと見てきました。あと少しでここでライブが披露されるのでどんな感じで見えるのかの確認です。初日は立見席なのですが、いい景色が見られそうです。

(最終日)
会社の人たちとバーベキューをしました。スーパーで買い出しやって、会場まで運んで、食材を焼いて、食べて、酒を飲んで、思っていたより楽しめたし沢山食べることができました。ただ帰り道に眠ってしまったのは我慢したい。酒を飲むと眠くなるのは何故でしょう。飲み過ぎには注意ですね。

特にオチはありません。GWとっても楽しかったね、ってだけの文章でした。また休みのたびに楽しいことがあるといいな。