アンバランス日記

趣味について何か書くブログ

私とラブライブ!シリーズの歩み

きっかけはほんの些細なこと。

「最近どんなアニメ見てるの?」

私は友人にそう問いかけた。

ラブライブ!とかかな。」

答えが返ってきた。それがスタートライン。約7年前のこと。

 

その時はそんなアニメがあるのか、気に留めておこう、くらいの気持ちだった。軽い気持ち。

 

それから半年後、私はラブライブ!、μ'sの物語を見た。いい話だった。心の中で好きなアニメの1つにラブライブ!が入った。

 

またまた半年後、ラブライブ!2期が始まった。ある話に感銘を受けた。5話「新しいわたし」。トラウマに近い過去を持ちながらも心の奥底に憧れを持ち続けていた凛ちゃん、そしてその様子に気づき大切な友達の背中を後押ししようとする花陽ちゃんと真姫ちゃんの姿がとても美しかった。大好きなアニメになった。

 

ある時にμ'sの中の人、声優さんの活動ってどうなんだろう?と疑問を思った。すると近々大規模なライブをする予定があると知った。それが5thライブ。興味本位で見てみたいと思った。でもライブのチケットはすでに売り切れていた。ライブビューイングというものがあるらしい。行ってみようと思った。

 

ライブビューイング、そこには新しい世界が広がっていた。声優さんが織りなすステージは想像の何倍、何十倍も楽しかった。また私は沼に引きずり込まれることとなった。

 

そのうち仕事が忙しくなった。体調も崩した。同時に別の趣味である空手についてもある佳境が近づいていた。初段挑戦というハードル。精神的に参っていたが、運良く参加できたファンミーティングイベントで勇気と元気を貰った。そして成功のイメージを掴むためにラブライブ!2期12話「ラストライブ」を毎日見返した。そのおかげか、メンタルも体調も回復し、無事に初段挑戦はうまくいき黒帯を手にすることができた。

 

趣味に一区切りがついた私は劇場版を鑑賞することにした。本当に美しい物語だった。細かいところがよくわからなかったりしたものの、内容には十二分以上に満足したしラストの迎え方を肯定的に捉えることができた。

 

そして劇場版公開からしばらくが経ってμ'sがファイナルライブを迎えた。ファイナルならば綺麗に終わって欲しいと密かに願っていた。そしてもう一つ願いを持った。それは現地でライブを見届けたいということだったが、それは叶わなかった。しかし終わり方としては望んだ通りのこれ以上ないというほどのものだった。でもそれなのに心の中に残る寂しさ。この気持ちをどこにぶつければいいのか当時の私は全くわからなかった。

 

そしてしばらくするとラブライブ!サンシャイン‼︎というプロジェクトが本格的に始動した。でも最初は受け入れられないでいた。ラブライブ!はμ'sの物語、それ以外は受け入れられないという気持ちも一時期持っていた。

 

ラブライブ!サンシャイン‼︎のアニメがいよいよスタートした。物語の中には期待と挑戦と成功と挫折…と色んなものが入り混じっていた。μ'sの物語とはまた違う、いいストーリーだった。

 

そのうちラブライブ!サンシャイン‼︎の舞台である沼津を度々訪れるようになった。街の人々の暖かさ、本当にAqoursがそこに存在しているかのような雰囲気が気に入った。

 

Aqoursの1stライブもあった。でも最初は期待はあまりしていなかった。きっとμ'sの方が凄いだろうとタカをくくっていた。でもそれは間違いだった。彼女たちはμ'sとはまた一味違う挑戦の形を繰り広げていた。Aqoursのことも本格的に応援していこうとこの時に決めた。

 

1stライブの約1ヶ月後、P.S.の向こう側という曲との出会いを果たすことになる。後々考えればこの出会いが私を大きく変えることになり様々な人との出会いをくれることになった。

 

Aqours 2ndライブは私が初めて参加した大きなイベントになった。とにかく楽しかった。その後に続いたサンシャイン‼︎の2期も毎週楽しみに見た。決して成功だけの物語ではない、彼女たちの泥臭さに一喜一憂を繰り返した。

 

3rdライブツアーではとにかく勇気を貰った。そしてアニメ本編で叶えることができなかった2人の少女の夢を見届けることもできた。おそらく私の人生の中でこのライブツアーはとても大きな意味を持つことになったと感じている。このツアーを経験したことでのちに自分自身の夢も叶えることができた。

 

4thライブはあらゆる過去のトラウマに近い感情を払拭するには十分なライブとなった。新しく出会えた仲間の優しさに涙することもあった。

 

サンシャイン‼︎の劇場版、そして5thライブではラブライブ!サンシャイン‼︎に関する色々な夢と願いを叶えることができた。1度は叶わなかった夢でさえも超えてしまう彼女たちのパワーをたくさん感じられた。

 

そのうち虹ヶ咲の活動にも少しずつ興味を持つようになり1stライブも迎えた。完全とは言えないパフォーマンスもあったものの、新しい夢の可能性を感じずにはいられなかった。これもまた彼女たちにしかできない挑戦だったように思える。

 

そして今回のラブライブ!フェスは今までにないような幸福感を得ることができた。今まで生きてきて良かった、ラブライブ!を知ることができて、この選択をしてずっと好きでいて良かったと心の底から確信できたイベントだった。

 

 

さてここまでが私とラブライブ!の歩みになります。オタクの思い出話しにお付き合い頂きありがとうございました。これから先の物語も楽しめる気持ちでいっぱいなので、これらの思い出も大切にしながら走り続けようと思います。

 

特に落ちはないけどおわり!